爪のケアを始まりは母の一言でした。

『この爪、なんとかならん？靴下が引っ掛かる』。

​見せられた左足の親指は、厚みが1cmにもなる、いわゆる「肥厚爪（ひこうそう）」と言われる状態でした。

​

？？なんじゃこりゃ？？

​

それが私の第一声でした（笑）

初めて見たんですから、当然といえば当然。

でも『何とかする方法はあるはず』と、いろいろと調べてみました。そこで肥厚爪に限らず、巻き爪や魚の目、タコなどで困っている人が、想像以上に多いことを知りました。

困っている人の手助けになれば…と思い、サラリーマンを卒業して、フットケアの仕事をする決意をしました。

​

サロン名の『侑』は、母の名前の1文字を貰いました。

なので、「ゆう」ではなく『ゆき』と読みます。

この漢字には『人を助ける』という意味の他に、『常に周りに人が居る』という意味もあります。なるほど、私の母の周りには、いつも多くの友人が居て、困った時には手を差し伸べてくれていました。

今の私にも、すでに沢山の手を差し伸べてくれる人たちが居てくれます。

​その御縁の一つひとつに感謝しながら、フットケアのお仕事をしていければ、と思います。

​

フットケア 侑~Yuki~　オーナー　田邉 奏美